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糖尿病運動療法の目的、注意点

糖尿病の治療とし運動療法があります。

理学療法士や主治医監修の元体に負担をかけない運動療法をしましょう。無理をしすぎると思わぬ結果を引き起こします。糖尿病の運動療法の目的は、体内に溜まったエネルギーを消費する事でインスリンの細胞レベルでの働きが活発になり、インスリンの感受性を良くします。

つまり血糖コントロールがし易くなります。しかし、注意点として、思い切って短時間に無理に行うと血糖の急激な低下(低血糖)が見られ早い処置が求められます。

その際はブドウ糖(粉末)を携帯する事をお勧めします。「運動」と聞くと億劫になりがちですが日常生活でも運動は出来るのです。勘違いされる方が多くただ我武者羅に行えばいいというものではありません。

毎日30分のウォーキング、階段上りに腹筋と自分の体調と相談しながら毎日行うのが基本的とされています。その「毎日続ける事」が随分大変です。運動療法と食事療法はとても大事で治療を進めて行くには運動治療だけでは無理なのです。いくら運動用法がしっかりしても高脂質な物を食べてる様では運動療法が仇となり、症状悪化もありえます。

糖尿病には運動療法以外に食事療法と経口血糖降下剤などの薬物治療を並行させて治療に望むのがいいでしょう。主治医の指示通りに治療に臨み、健康的な日々を自分の力で手に入れる事が大事です。

運動治療を怠り、「薬物治療でどうにかなる」と思われる患者もいるようですが、運動治療と食事療法が根本的な治療への近道ということを念頭においてください。


Posted by 糖尿病予防とチェックの方法 at 12:24 │代表的な治療法