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糖尿病の民間療法の危険性 (1)

糖尿病の民間療法は効果があるのだろうか。私は民間療法は効果がない、あるいはあったとしてもその可能性はかなり低いものであると判断している。

糖尿病に限ったことではないのだが、特に効果的な治療法が見つかっていない病気・疾患しおいては特にこの民間療法というものが氾濫しやすい。理由としては効果的な改善法を明示されないために、もどかしさや、何かしら効果がある方法を患者が探そうとするからだろうか。

ただ、「民間療法」の意味を考えてみたい。

なぜ治療法ではなく民間療法なのかは、十分な、あるいは厳格な検証が得られていないからでしょう。ということは、それを行う上での副作用などの危険性についても十分に把握されていないことが多いはずです。また効果があるならば検証することを検討されるはずなのです。

その不安を拭うかのようによくあるのが、以下のような記述

・薬物はどんなものでも副作用があるが、この療法は天然成分で安全であり副作用は一切ない
・薬物は人間にとって異物で有害であり、必須栄養分であるビタミン剤だけの摂取が望ましい。

国内でも不適切な民間療法による被害実態が明らかになっています。これらの中には、臓器障害を残したもの、多額の費用を必要としたもの、精神的負担を受けたものなどが報告されています。民間療法の中には、不適切な民間療法が存在することを理解すべきであると思われます。
※cf.資料:民間療法参考

余談ですが、糖尿病と同様効果的な治療法が見出されていない(あるいは治療に長い時間がかかる)アトピーなども、このような被害や誤解が多く見られるわけです。そして民間療法における誤解や被害への医療の悩みは共通というわけです。


Posted by 糖尿病予防とチェックの方法 at 10:28│Comments(0)糖尿病の民間療法
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