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沖縄県の糖尿病人口は?

2型糖尿病の場合は運動量も関わってきますが、やはり食事の内容が大きく影響してきます。糖尿病はカロリーを採りすぎるのが大きな要因となります。具体的には人によって血糖値を下げるインスリンの分泌量は変わってきますが、その人の糖質の処理能力以上の摂取をすることが糖尿病になってしまう近道です。
そう考えると日本の中で糖尿病が多い地域というのは、カロリーが高い、脂っこい、濃い味付けが好まれる食事がされている地域のように思います。そういう判断基準で考えると、どの地域の料理が油っこくないかというのはちょっとすぐには思いつきませんが、油っこくてカロリーが高そうなものが好きな地域は大阪あたりかな、なんて思っていました(大阪の人ごめんなさい)。

ちょっと下の図を見てください。


これは厚生労働省が発表した平成8年の全国糖尿病の受療率の比較図です。受療率なので実際の糖尿病患者数との誤差と少し古いデータなのですが、沖縄県が最も少ないというのがわかります。

寒いところと暑い地域で糖尿病率が違うのかと思っていましたが、実はあまり関係ないんですね。驚くことに最も多い地方は九州の一部と四国地方でした。

日本一の長寿村として知られる大宜味村、特産品であるシークァーサーに健康の秘訣があるという研究がなされています。焼き魚に絞ったり、刺身にかけたり、普段から補助的な食材として利用されているシークァーサーですが、毎日少量でも摂取していると血糖値や血圧を下げる作用があることが分かってきています。どうやらノビレチンと言う成分が効果をもたらしているとか。
その他にも、沖縄料理は豆腐やゴーヤ、豚肉、魚、など栄養バランスが良く、このことも糖尿病になりにくい要因になっているのではないかと考えられます。ゴーヤ(ニガウリ)には、インスリンの分泌を促進する作用があるとも言われています

(参考:「あるある大辞典」「糖尿病らくらくクッキング:http://www.rakuraku-cooking.net/topics/0404_2.html」)


料理方法や食材に秘密が隠されているように思う。


Posted by 糖尿病予防とチェックの方法 at 02:54│Comments(3)沖縄の糖尿病
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糖尿病の予防や治療にジャムが良い【ちょいデブおやじのダイエット奮闘記 ~ 雑学編 ~】at 2008年03月26日 12:55
この記事へのコメント
トラックバックありがとうございました。

地図を拝見させていただいたのですが、実家の岡山が意外に糖尿病率が高いことに驚きました。
私も「将来危ない」との声が多いので気をつけたいです。

5月8日はゴーヤの日です。
昨年、スーパーで山のようにつまれたゴーヤを見たのですが、今年もあと1ヶ月と少しですね。

実家はゴーヤを植えています。
苦手なので去年は避けていたのですが、今年は食べようと思います。
Posted by 編集部.R at 2008年03月26日 18:16
編集部.Rさん

コメントのお返しありがとうございます。そうですね、地域でいうと西の方、九州・中国・四国地方が受療率が総じて高いみたいですね。
岡山県のご実家でゴーヤを栽培されているんですね(ちょっと驚き。

ダイエットをするか、ゴーヤを食べるか、でしょうか^^
Posted by 糖尿病予防とチェックの方法糖尿病予防とチェックの方法 at 2008年03月27日 05:45
ちょいデブおやじさん トラックバックのお返しありがとうございます。糖尿の食事においてはジャムは敬遠されがちですが、果物に着目して糖分控えめのものを選べば楽しめますね、参考になりました
管理人
Posted by 糖尿病予防とチェックの方法糖尿病予防とチェックの方法 at 2008年03月27日 17:58
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